3D printer for
Super Engineering Plastics
耐熱性、機械的強度などの性能が汎用プラスチックより優れ、工業用部品として用いることが可能な信頼性の高い素材をエンジニアリングプラスチック(エンプラ)と言いますが、スーパーエンジニアリングプラスチックはエンプラを上回る耐熱性、高温時の機械的強度を持つ素材を指します。
ついにスーパーエンプラが造形できる新世代の3Dプリンターの登場です。
御購入を前提としたサンプル造形を承っております。
Apium P200
提供可能素材
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CFR PEEK
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PEEK
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POM-C
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PEI(Ultem)
Zortrax Endreal
提供可能素材
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Z-PEEK
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Z-PEI9085
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Z-PEI1010
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Z-ABS
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Z-ULTRAT
Zortrax M300Dual
提供可能素材
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Z-ABS
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Z-ASA Pro
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Z-ESD
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Z-FLEX
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Z-GLASS
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Z-HIPS
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Z-NYLON
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Z-PETG
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Z-PLA, Z-PLA Pro
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Z-ULTRAT,Z-ULTRAT Plus
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BASF Ultrafuse® PP GF30
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BASF Ultrafuse® PAHT CF15
FUNMAT HT EN
提供可能素材
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ABS
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PLA
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PEEK
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ULTEM9085
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ポリカーボネート
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ナイロン
INTAMSYS PRO410
提供可能素材
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PEEK
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ULTEM9085
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POM-C
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ポリカーボネート
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ナイロン
PEEK造形時の留意点
PEEKは結晶型のスーパーエンプラで、熱収縮を起こしやすく、造形時の寸法性があまり良くありません。
また、形状によっては造形時にプレートから剥離し、失敗する可能性が高いエンプラです。
そのため、造形温度を低くして造形するプリンターもありますがPEEKがアモルファス状態(非結晶)で造形され、本来の性能(耐熱、抗酸性など)が発揮されません。
また押出成形などではカーボンファイバーを添加したりグラスファイバーを添加し寸法再現性を高めています。
弊社ではCFR-PEEKでの造形をお勧めしております。
結晶化率について
通常射出成型でPEEK部品を作る場合、結晶化率30%前後、ApiumやEndrealで造形した場合20%前後、造形後アニーリングした場合、25%前後の結晶化率になります。
Apiumは造形空間を160℃前後に維持することができるため、結晶化しながら造形することが可能です。
Endrealは空間温度を200℃まで維持できます。
アモルファス状態からアニーリングで結晶化する場合は5%前後までしか結晶化できず、PEEK本来の性能は発揮できません。
またアニーリング中に変形がおこりやすく、石膏で固めるなど時間と手間がかかります。
庫内空間温度が100℃前後しか上げられないプリンターではPEEKの造形は難しいと考えたほうが良いでしょう。
アモルファス状態で造形された部品です。
収縮はありませんが、透明な状態です。
結晶化状態のPEEKはクリーム色に近い色合いです。
機器購入を前提とした評価用にサンプル造形をさせていただいております。
サンプル造形には造形データを送っていただき御見積もり後、振込または代金引換にて送付させていただきます。決済方法で御希望がある場合は御相談ください。
NDAが必要な場合もお申しつけ下さい。
また、機器の購入や保守契約など何でもご相談ください。
詳しくは電話またはメールにてご確認ください。